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 昨年末に駒沢体育館(東京)で開かれたフェンシングの全日本選手権では、初の試みが実現した。車いすフェンシングの大会も同じ会場で同時開催。2020年東京五輪・パラリンピックを見据えた競技PRの一環で、日本車いすフェンシング協会の小松真一理事長は「健常者と車いすの選手が一緒になって、盛り上げていければ」と話す。

 スポットライトが会場中央の2台の車いすを照らしていた。車いすフェンシングの男子フルーレ決勝。直前まで健常者のフェンシングの準決勝が行われていたピストと呼ばれる競技台の上で、安直樹と藤田道宣が剣を交えた。

 車いすフェンシングは車輪を固定し、いすが動かない状態で体を前後左右に動かし、剣で相手の上半身のみを狙う。激しい剣さばきの末、勝ったのは安。車いすバスケットからの転向で競技歴は10カ月だが、「健常者と同じ舞台で戦えたことはうれしい。久しぶりに緊張感を味わうことができた」と優勝に笑顔を見せた。

 今回の同時開催は、車いすフェ…

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