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 東京電力は28日、福島第一原発2号機の建屋内にキツネのような動物が入り込んでいるのが見つかった、と発表した。21日午前6時ごろ、格納容器の横の区画にある監視カメラに7~8分間、映っていた。その後は確認できず、外に出たかどうかはわかっていないという。

 東電によると、動物は体長約1・3メートルほど。2号機の格納容器への搬入口付近を行き来する姿を断続的にカメラがとらえ、作業員が気付いた。この付近は高いところで毎時10シーベルトほどの高線量で、人の立ち入りは厳しく制限されている。東電はロボットによる除染作業を進めていた。

 動物が入り込んだ経路は不明だが、東電は「ケーブルを入れる隙間や、事故で破損して修理が終わっていない扉などから入り込んだ可能性はある」とみる。廃炉に向けた作業に影響はないとしている。(北林晃治)