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 共和党討論会をボイコットしたトランプ氏に軍配はあがったのか――。米大統領選の同党候補者争いに向け、1月28日にアイオワ州で「主役不在」で行われた討論会の視聴者数が、昨年8月に比べ、半減したことが米視聴率調査会社「ニールセン」の調べで分かった。

 調査会社によると、28日にテレビ局FOXニュースが主催した討論会の視聴者数は約1250万人。昨年8月に同局が主催した第1回討論会の視聴者数約2400万人からほぼ半減。トランプ氏が同局の女性司会者から「不当な扱いを受けた」として参加をボイコットしたことが影響し、「私なしの討論会でFOXがどれだけ(視聴率を)稼げるのか見ものだ」と語っていたことが的中した。

 ただ、トランプ氏が討論会と同時刻に独自に企画したイベントの視聴者数もさほど伸びず、イベントを生中継したCNNなどの合計視聴者数は約270万人。自身が欠席した討論会の2割強の視聴者数しか稼げず、「(注目度が)アカデミー賞みたいだ」と自負していたほどではなかった。(デモイン〈米アイオワ州〉=佐藤武嗣)