[PR]

 ジョコビッチはつけいる隙を与えなかった。ジュニア時代からのライバルにストレート勝ちし、歴代5位に並ぶ11度目の4大大会優勝。「偉大な選手たちと肩を並べられたことは誇りに思っている。今夜は歴史を作ることができた」と笑顔で胸を張った。

 ジョコビッチの強さは、守備力にある。この日続いた最多のラリーは36回。マリーは多彩なショットで変化や角度をつけてきたが、機械のように返球し続ける。最後にミスが出たのはマリーの方だった。「彼は戦術を変えて第3セットは調子を上げてきたから、大事な場面で落とさないようにした」。ミスショットはマリーより24本少ない。その差が勝敗を分けた。

 昨年のジョコビッチの成績は82勝6敗。4大大会もすべて決勝に進み、負けたのは全仏だけだ。今季も開幕から2大会連続優勝。「今は人生で一番いいテニスができている。プライベートでも何もかもがうまくいっている。今の状態を保ち続けて、いいシーズンにしたい」。次の全仏で優勝すれば4大大会すべてを制覇する「生涯グランドスラム」を達成する。「絶対に勝ちたい」と28歳。自信を持って、パリの地に挑む。(野田枝里子)

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

お得なシンプルコース980円が登場しました。詳しい内容はこちら

こんなニュースも