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 マツダは31日、広島県府中町の本社や工場を地域住民に開放する催しを初めて開いた。社員有志で修復した世界初の量産ロータリーエンジン車「コスモスポーツ」を披露した。ほかにも技術者の講演や工場設備の見学など様々なイベントがあり、約2千人が訪れた。

 コスモスポーツは1967年の発売で、同社が保管し動かなくなっていたものを昨年から約1年かけて整備した。ロビーに展示され、来場者が運転席に乗り込んだり写真を撮ったりした。今後は、3月にも実際に走らせることを計画している。

 耐久性の実験棟ではマイナス30度の低温環境を体験できた。車を船に積み込む様子の見学会もあった。小飼雅道社長は「どんな気持ちで自動車をつくっているのかを伝えられればうれしい」と述べた。今後は年1回ほどのペースで開催していきたいという。(木村和規)