[PR]

 2人に1人がかかるとも言われるがん。厚生労働省は治療と仕事の両立をめざして指針をつくるが、本格的な対策はこれからだ。独自に就労を支援してきた医療機関やNPO法人もあるが、仕事を辞めざるを得ない人はいまも多い。

 大阪市の40代のプログラマーの男性は2015年冬、ゲーム開発会社を退職した。10年以上前に見つかったがんは治っているが、免疫力が落ちて疲労がたまると感染症などにかかりやすい。二つのプロジェクトリーダーを任されて忙しくなり、仕事量を減らすよう頼んだが、上司には理解されなかったという。

 働き続けたいと思ったが、仕事を減らすなら正社員の雇用形態は続けられないと言われて、辞めざるを得なかったという。病院と会社は十分な情報交換ができていなかったと思っていて、「病院と企業の距離が近くなれば違う結果だったかもしれない」と話す。

 千葉県銚子市の食品卸会社では…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

お得なシンプルコース980円が登場しました。詳しい内容はこちら