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 老朽化した水道管からの水漏れに悩む自治体などの事業体。管の更新が有効な水漏れ対策だとわかっていても、予算不足でなかなか進まない。

 鳥取県大山(だいせん)町。2013年春から続いた漏水場所を特定するまで約1年7カ月間、水道水が農業用水路に漏れ続けた。1時間あたりの送水量が、水の使用が減る深夜でも通常の2倍に増え、漏水を疑っていた。だが、断水を伴う調査を先送りし、断水をしなくても済む漏水調査も予算不足で着手できなかったという。

 14年11月に本格的な調査に乗りだし、職員数人が探知機を路面に当てて歩き回って漏水場所を突き止めた。この地区の13年度の給水原価から計算すると、漏れた水は1年間で約4200万円分に相当する。