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 厚生労働省は8日、血液製剤やワクチンの国内有力メーカー「化学及(および)血清療法研究所」(化血研、熊本市)に対し、医薬品医療機器法(旧薬事法)に基づく業務停止命令を出した。期間は過去最長の110日間。

 化血研が長年にわたって国の承認と異なる方法で血液製剤をつくり、製造記録を偽造するなどして国の検査を欺いてきたことは、同法に違反すると判断した。上層部の認識のもとで組織的に続けており、悪質性を重くみた。

 業務停止の期間中、化血研は製品の製造販売や営業活動などができなくなる。ただ厚労省は、シェアの大きいワクチンや代替品のない血液製剤などは供給を認める。