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 福岡県中間市中央4丁目の住宅で住人の無職綾戸幸男さん(86)が死亡しているのが見つかり、県警は4日、遺体に刺し傷があることなどから殺人事件と断定し、折尾署に捜査本部を置いた。司法解剖の結果、死因は出血性ショックで、死後3~4日程度経っているとみられるという。

 捜査本部によると、3日午後1時20分ごろ、平屋建て住宅内の和室で綾戸さんが血を流して倒れているのを、近くに住む知人の男女が見つけ、119番通報した。

 綾戸さんは一人暮らし。発見時は下着姿で、体に刃物による刺し傷があった。凶器は見つかっていない。玄関は施錠されていたが、裏口の掃き出し窓は鍵がかかっていなかった。室内に荒らされた形跡はなく、現金や鍵は残されていた。昨年12月30日以降のスポーツ新聞がポストに入ったままだったという。

 遺体を発見した男性は取材に「胸まで毛布が掛けられ、心臓のあたりに血だまりができていた。元気な人だったのに……」と話した。