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 大阪府門真市のマンションとシェアハウスで切断された遺体が見つかった事件で、マンションの浴室に血液反応が集中していたことが捜査関係者への取材でわかった。府警は、死体損壊などの疑いで逮捕したマンションの住人で自称イラストレーターの森島輝実容疑者(29)が、浴室で遺体を切断したとみている。

 捜査関係者によると、マンション浴室の浴槽から遺体の一部が見つかり、浴槽に張られていた液体からは塩酸を含んだ洗浄剤の成分が検出された。マンションの部屋はワンルームで、浴室からは他の場所と比べて血液反応が集中して検出されたという。府警は部屋からのこぎりや包丁、洗浄剤の容器などを押収しており、森島容疑者が浴室で遺体を切断したとみている。

 遺体の一部は複数のナイロン袋に入れられ、室内の冷凍庫や森島容疑者が昨年11月下旬まで住んでいた近くのシェアハウスの部屋などからも見つかった。一部の袋の中にはペット用の消臭剤の粒が入っており、府警は森島容疑者が昨年12月25日にホームセンターで冷凍庫やのこぎりと一緒に購入したものとみている。

 冷凍庫内の遺体はDNA型鑑定の結果、昨年12月24日から行方不明になっていたシェアハウス住人の渡辺佐和子さん(25)と判明。森島容疑者は「私が遺体を切って隠した」と供述しているという。