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 中東の大国のサウジアラビアとイランの対立が深刻化しているのを受けて、国連の潘基文(パンギムン)事務総長が両国の外相とそれぞれ電話で会談し、さらなる地域情勢の悪化につながる行動を避けるよう強く求めた。国連のデュジャリック報道官が4日の会見で明らかにした。

 イスラム教スンニ派国家のサウジで、イスラム教シーア派指導者の死刑が執行され、シーア派国家のイランが猛反発。サウジがイランとの国交を断絶し、イランへの民間機の発着や国民のイラン渡航も禁止する事態になっている。

 報道官によると、潘氏は4日、サウジのジュベイル外相に、イランとの断交について「深い懸念」を伝えた。死刑執行に反対する立場も示した。