経団連など経済3団体や各業界団体の新年祝賀会が5日開かれた。会場で大企業の経営者らにきくと、4年目を迎えるアベノミクスを評価する一方、規制緩和や原発再稼働など、政府への注文も目立った。安倍政権が求める「賃上げ」は総じて前向きだが、ベースアップの実施は判断が割れそうだ。

 東京都内であった経済3団体の祝賀会には約1800人が集まった。安倍晋三首相が伊勢神宮参拝で出席を見送るなか、経済同友会の小林喜光代表幹事が「(第2次)安倍政権は経済、社会を覆っていた閉塞(へいそく)感を一変させ、日本再興に強いリーダーシップを発揮した」とあいさつ。経済の好循環には賃上げや設備投資が重要とし、「経営者が心のうちなる岩盤に自問自答をしてみることが必要」と呼びかけた。

 経営者らは賃上げにどう取り組むのか。「爆買い」の追い風で好調な花王の沢田道隆社長は「(賃上げは)確実にやります」と明言した。「総収入を昨年よりさらに上げて、従業員に少しでも配分したい」。住友化学の十倉雅和社長は「ベアを考えていきたい。賞与も上げる」。

 三菱地所の杉山博孝社長も「業績はよく、賃上げは十分検討できる環境だ」と前向きだ。一方で「賞与はリーズナブルだが、ベアは慎重にやらないと会社をつぶす可能性がある。バランスを見ながら考えたい」(NECの遠藤信博社長)との慎重な声もあった。

 法人実効税率引き下げの前倒し…

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