[PR]

■南十字星の下で

 シドニーの地元紙を読んでいたら、2015年にニューサウスウェールズ州(NSW)で生まれた赤ちゃんに最も多くつけられた名前が載っていた。女の子は「シャーロット」、男の子は「オリバー」。女の子の方は、英国のウィリアム王子とキャサリン妃の長女、シャーロット王女の影響とみられるという。

 全国的な統計(14年)でいうと、一番人気は「オリビア」と「オリバー」で、なぜか男女とも似ている。2位に「シャーロット」と「ウィリアム」という英王室ゆかりの名前が続いた。トップ10は「エミリー」とか「ジャック」など、聞いたことがある名前がほとんどだった。

 ふと、「オーストラリアにもキラキラネームはあるのだろうか」と気になった。すぐに教師の知り合いに電話して聞くと、「『昔は聞いたこともない変わった名前』という意味なら、確かにあるわね」という。

 たとえば、何年か前から「ロンドン」や「エジプト」「ジャパン」といった国の名前をつける親が出始めたそうだ。また、「ディオール」や「ペプシ」などのブランド名や、「チーズ」「キウイ」「ティー」など飲食物系の名前も増えているという。「ベジタリアン」という名前の子もいるのだとか。

 でも、教師として何十年も子供たちに接してきた彼女は、珍しい名前には懐疑的だ。「今はクールだと思ってつけても、大人になってから子供に『ママはなんで私にこんな時代遅れの名前をつけたの』と責められるかもしれない」そうだ。

 そういえば、教育の取材で小学…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら

こんなニュースも