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 北朝鮮は6日、核実験を実施した。2013年2月以来、4度目。今年5月に予定する朝鮮労働党の党大会に向け、金正恩(キムジョンウン)体制への結束を高める狙いがあるとみられる。これに対し、日米韓に加え、中国も北朝鮮の核実験を禁じた国連安全保障理事会決議に違反するなどと厳しく非難。安保理で制裁強化を検討する。

 中国外務省の華春瑩副報道局長は6日の記者会見で、北朝鮮から「事前に何も知らされていない」と述べ、事前通報はなかったことを明かした。過去3回の核実験では、実験前に中国に通報していたとされる。通報しなかったのは、冷え込んだ中朝関係が背景にあるとみられる。中国政府は正恩政権に不満を抱えており、今後、日米韓などとともに厳しい対応に乗り出せば、北朝鮮がいっそう国際社会から孤立する可能性がある。

 北朝鮮の朝鮮中央テレビなどは6日、「特別重大報道」で、初めての水素爆弾実験に成功したとする政府声明を伝えた。今回の実験について、米国など敵対勢力から国を守るための「自衛的措置だ」と主張。米国が敵視政策をやめない限り、「核放棄は絶対にあり得ない」と宣言し、経済改革と核開発を同時に進める「並進路線」を続ける姿勢を示した。

 ただ、実際に水爆実験を実施し…

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