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 中国の株式市場は7日午前から売りが殺到した。現地時間午前10時前には上海・深圳両市場の値動きを示す指数が7%値下がりし、取引全体を打ち切る「サーキットブレーカー」が発動。わずか30分足らずでこの日の取引が終了した。制度導入から4日目で、早くも2回目の打ち切りとなった。

 米国株の下落を受けて値下がりして始まった取引は、10分あまりで指数が5%下落し、取引が一時停止される第1段階の措置がとられた。15分後に再開したが、すぐに値下がり幅が7%に拡大し、サーキットブレーカーの第2段階が発動して1日の取引がこの時点で打ち切られた。

 中国のサーキットブレーカー制度は年明けの今月4日から導入されたばかりだが、その初日に株が急落して取引打ち切りの措置が発動した。取引停止・打ち切りになる値幅制限がそれぞれ5%・7%と低く設定されているため、この値幅に近づくと投資家が「投げ売り」に走りやすい点が指摘されている。(深圳=斎藤徳彦)