【動画】厄年の男女がコイに清酒を飲ませて放流した=寺脇毅撮影
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 コイに清酒を飲ませて川に放流する奇祭「厄払い鯉(こい)の放流」が7日、砺波市庄川町金屋の庄川水記念公園であった。近くの金屋神明宮の氏子で、厄年にあたる男性21人、女性6人が参加した。

 江戸時代に、同宮の遷宮祭で供え物のコイが長時間生きていた生命力の強さにあやかろうと、お神酒をコイの口に注ぎ川に放ったのが起源とされる。

 この日は、数え年で25、42歳の男性、33歳の女性が参加。みぞれ混じりの冷たい雨が降る中、はかま姿の男性が体長50センチほどのコイをかかえ、晴れ着姿の女性が酒を飲ませて、順番にコイ5匹を庄川に放した。

 金屋地区に実家がある富山市婦中町笹倉の小西莉恵さん(31)は「思ったよりたくさんお酒を飲んでくれた。親も兄弟も参加した神事なので、自分もあこがれていた。7歳の娘もコイにお酒を飲ませられるように、ずっとこの行事が続いていってほしい」と話した。(寺脇毅)