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 キユーピーは、主力のマヨネーズの賞味期限を現在の10カ月から1年に延ばす。対象は50~450グラム入りの5商品で、3月出荷分から。研究を重ね、半世紀ぶりにおいしさを1年保つことに成功した。そのカギは「酸素」にあった。

 同社がマヨネーズを売り出したのは1925(大正14)年。当時は瓶詰で、賞味期限は1年。だが、より手軽に使えるよう、58年から現在のようなポリエチレン製のボトル容器に変えたところ、期限は7カ月に短くなってしまった。ポリエチレンは酸素を通すためだ。マヨネーズは酸化すると品質が低下する。

 酸素を通しにくい容器を採用したり、容器の口にアルミシールを貼り付けたりといった工夫を続け、2002年には原料の油に溶けている酸素を取り除く製法を開発。10カ月に延長できた。さらに今回、製造工程で酸素を減らすことで、ついに1年を実現した。

 賞味期限が長くなることで、売り場や家庭で廃棄されるマヨネーズを減らせる。キユーピーにとっても、倉庫での保存が利くため、出荷までの在庫調整がしやすくなるという。

 キユーピーハーフも1月22日出荷分から賞味期限を10カ月から1年に延ばす。(岡林佐和)