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 7日のニューヨーク商業取引所では、中国経済への先行き不安などを背景に、原油先物相場が急落した。国際的な指標となる米国産WTI原油の先物価格は、時間外取引で一時1バレル=32・10ドルに値下がりし、2003年12月以来、約12年ぶりの安値水準となった。30ドルの大台を下回ることも視野に入ってきた。

 終値は前日に比べ0・70ドル安い1バレル=33・27ドルと、約11年11カ月ぶりの安値をつけた。

 中国経済がさらに減速すると、原油の供給がだぶつくとの見方が広がり、原油先物に売りが集まった。主要な産油国であるサウジアラビアとイランが外交的な関係を断絶したため、石油輸出国機構(OPEC)の加盟国による協調減産が困難さを増したという見方は根強く、下落に歯止めがかかっていない。(ニューヨーク=畑中徹)

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