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 12月の総選挙で急進左派の与党が大敗した南米ベネズエラで、国会議事堂に多数飾られていた故チャベス前大統領の写真や肖像画がすべて撤去された。同国ではチャベス氏が就任した1999年以降、野党連合が初めて議席の過半数を獲得。撤去は野党が選出した新議長が命じたもので、「チャベス体制」の弱体化を象徴する形となった。

 格差拡大などの不満を背景に大統領に当選したチャベス氏は「21世紀の社会主義」を唱え、豊富な石油収入による貧困支援策で人気を獲得。2013年の死去後も「英雄」として国中に肖像が掲げられ、後継のマドゥロ政権もそのイメージを積極的に利用してきた。

 だが、物不足や高インフレなど経済危機が深刻化するなか、12月の総選挙では与党が大敗。地元メディアによると、国会議事堂内にはチャベス氏の肖像が多数飾られていたが、新国会がスタートした翌日の6日、すべてが取り外された。

 マドゥロ大統領は同日、テレビ…

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