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 8日午前9時55分ごろ、韓国・釜山沖の海上で、釜山発博多(福岡市)行きの高速船「ビートル」が、海洋生物とみられる物体と衝突した。運航するJR九州高速船によると、乗客6人、乗員2人の計8人が負傷し、病院で手当てを受けるなどした。いずれも軽傷という。9日はダイヤを一部変更して運航する。

 現場は釜山港から約15キロの海上。当時は時速約80キロで航行中だった。乗客184人、乗員7人が乗っており、負傷した乗客は全員韓国籍。衝撃で座席前のテーブルで胸を打撲したり、熱い飲み物がかかってやけどしたりしたという。

 ビートルは午前9時半に釜山港を出発し、午後0時25分に博多港に到着する予定だった。衝突後、釜山港に引き返した。何に衝突したかは判明していないが、同社によると、クジラやシャチの可能性がある。

 福岡―釜山間では、2005年4月に未来高速(釜山市)が運航する高速船「コビー」がクジラとみられる生物と衝突し、日本人乗客らがけが。07年4月にもコビーで同様の事故があり、1人が死亡、約90人がけがをした。ビートルでも06年にミンククジラと衝突する事故があった。