大阪府内の公立中学1、2年生を対象にした統一テスト「チャレンジテスト」が13日、約480校で一斉に実施された。大阪では今の中1と中2の内申点が3年時に加えて新たに公立高校入試の合否判定資料に使われる。学校ごとの内申評価の公平性を図るため、テストの結果を生徒の内申点の補正に利用する。

 テストは試行的に実施した昨年度に続き2回目。約14万6千人が対象で、中1が国数英の3教科、中2が理社を加えた5教科のテストを受けた。和泉市の南松尾中学では生徒40人が緊張した面持ちで担任から問題冊子を受け取り、試験に臨んだ。

 府教委は昨年度のテスト結果をもとに、各教科の5段階評価の目安としてテストの得点範囲を提示。たとえば中学1年の国語は34~88点を「3」とし、学校でつけた内申点「3」の生徒がその範囲内の得点をあげれば妥当な評価とし、大幅にずれていれば修正を求める。府教委によると、統一テストで内申点を修正するのは異例という。

 教員からは「評価がテスト結果ありきになる」との批判もあり、事前にテスト対策をする学校もあった。府教委は「各校でつける評価は引き続き尊重する。修正を求めるのは全体の5%程度にとどまるだろう」と話している。(石原孝、玉置太郎)