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 独フォルクスワーゲン(VW)は8日、2015年のグループ世界販売台数が前年比2・0%減の993万600台だったと発表した。年間の販売台数の前年割れは2002年以来、13年ぶり。排ガス不正問題による販売不振に加え、シェアが高い中国など新興国市場の景気減速が響いた。世界販売首位の座を巡って、トヨタ自動車と激しい争いを続けてきたが、15年もトヨタの4年連続の世界一が確実となった。

 VWの世界販売は昨年12月まで9カ月連続で前年割れ。中国やロシア、南米で販売が落ち込んでいたところに、9月に排ガス不正問題が発覚。ディーゼル車の一部車種を販売停止するなど、好調だった米国などでも11月以降、前年割れに転じた。

 VWは欧州と中国で販売台数の7割以上を稼ぐ。欧州は2・5%増の404万台だったが、中国は3・4%減の354万台。南米も29・8%減の55万台と大幅な落ち込みになった。

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