[PR]

 長崎県南島原市で作られた段ボール製のD51型蒸気機関車の実物大の模型が約1年半ぶりに里帰りし、同市有家町のありえコレジヨホールで11日まで展示されている。制作者の島英雄さん(66)は作品を市に寄贈し、8日にあったセレモニーで松本政博市長が「市の広告塔に活用したい」と感謝の言葉を述べた。

 東京都出身の島さんは建築事務所を経営していたが、病気を機に南島原市に移住。段ボール箱約4千個を使い、約10カ月かけて全長20メートル、幅3メートル、高さ4メートルの模型を作り上げた。2014年5月から全国15カ所で巡回展を開いた。

 「子どものころから汽車が好きだった。構想から約50年、納得のいく作品に仕上がった」という。体調も回復し、「次はC62型に挑戦する」と語る。

 市は展示後、模型をいったん解体し、その後は依頼に応じて市内外に貸し出す。組み立ては当分の間、島さんが携わるという。(舞田正人)