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 元慰安婦の写真展をめぐり、会場使用を中止する決定をしたのは契約違反だとして、名古屋市在住の韓国人写真家安世鴻(アンセホン)さん(45)が会場を運営するニコンなどに損害賠償を求めた訴訟は、控訴期限の8日までに双方が控訴せず、一審・東京地裁判決が確定した。

 昨年12月25日に言い渡された判決は、「中止に正当な理由はなかった」として、ニコンに110万円の支払いを命じた。

 写真展は2012年6~9月に東京と大阪で開催予定だったが、抗議が寄せられたことでニコンが中止を決定。その後、安さんが申し立てた仮処分で東京地裁が東京会場の使用を命じ、東京では開催されたが、大阪では中止となった。