[PR]

 サッカーの第94回全国高校選手権大会は11日、埼玉スタジアムで決勝があり、東福岡と国学院久我山(東京A)が対戦する。全国高校総体との2冠を狙う東福岡が勝てば、2連覇した第77回大会以来3度目の優勝。国学院久我山ならば7回目の出場で初優勝となる。両チームは10日、さいたま市内で練習した。

 東福岡は約2時間、シュート練習やセットプレーの確認などで汗を流した。主将の中村は「接触プレーがない軽めの調整だった。悔いの残らないようにやりました」。

 守備が好調だ。1回戦から全5試合で1失点のみ。打たれたシュートも1試合平均で5・8本。1対1の競り合いで負けることが少なく、中村は「全員で守備ができている」と話す。

 攻撃はいろいろな形から得点できる。今大会は6人が得点している。個人の能力に頼るだけでなく、ボールを持っている選手に複数の選手が絡む。森重監督は「ハードワークして数的優位を作りながら試合ができている」と評する。

 国学院久我山は主力選手が約1時間、ストレッチなど軽めのメニューで疲労回復に努めた。1回戦から先発メンバーを固定して5試合を戦ってきた。準決勝は今大会初めて先取点を奪われ、後半追加時間に勝ち越す紙一重の勝利だった。

 攻撃は5試合で8得点。東福岡の堅い守備を脅かすには迫力が足りない。ただ、準決勝では、途中出場したDF戸田が決勝点を決めるなど、試合ごとにヒーローが生まれている。

 前評判通りの総合力を発揮する東福岡に対し、清水監督は「勝てないとも、自分たちの力が劣っているとも思わない。今大会のベストゲームをしたい」と意気込んだ。

こんなニュースも