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 第95回全国高校ラグビー大会は11日、大阪・花園ラグビー場で決勝がある。2大会前と同じ顔合わせ。東海大仰星(大阪第1)はその時以来、4度目の優勝を狙う。5大会前に東福岡と同点で頂点に立った桐蔭学園(神奈川)は今回、初の単独優勝を目指す。

■東海大仰星「1点でも多く取ればいい」

 東海大仰星は大阪府枚方市内にある同校グラウンドで約3時間、汗を流した。ラインアウトやキックオフから始まる実戦形式の練習を繰り返して動きを確認。付属中学の生徒も含めた100人超が同じメニューをこなした。湯浅監督は「普段通りにやりたかった」。主力選手が中学生を丁寧に指導する場面もあった。

 2大会前の決勝について、監督は「相手は接触プレーにこだわってきた」と言う。今回の桐蔭学園はFWに突破力があり、SH斎藤を中心にパスもキックも自在。だからこそ「1点でも多く取ればいい」と戦い方を決めないつもりだ。

 FW戦でもバックスへの展開でも、状況に応じた戦いはできる。主将のフランカー真野は「視野を広く持って戦いたい」とした。

■桐蔭学園、2大会前の雪辱期す

 桐蔭学園は神戸市内で約2時間、みっちりと体を動かした。練習の最後には、100人近い部員全員で球をつなぎながら、フィールドを縦に走る「ランパス」。2大会前の決勝前日以来という「儀式」に、選手たちからは笑顔がもれた。

 その決勝では東海大仰星に14―19で敗れた。当時1年生だった主将のSH斎藤は、試合後のロッカーで3年生が泣いていた姿を覚えている。「仰星は一人ひとりの技術が高くて、スペースを見つけて走ってくる」と警戒する。

 強い相手にどう対抗するか。「うちは相手に合わせられるほどうまくない。60分間、走り続けたい」と斎藤。攻撃の引き出しの多さ、試合中の修正力をフルに活用すれば、初の単独優勝も見えてくる。

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