【動画】モデルハウスを使った愛知県警の防犯教室=小林直子撮影
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 住宅侵入盗の発生件数が全国ワースト1の愛知県。被害を減らそうと、県警は「110番の日」の10日、名古屋市昭和区の住宅展示場で防犯教室を開いた。モデルハウスで実際の手口を紹介し、家族連れなどに注意を呼びかけた。

 県警によると、昨年の県内の住宅侵入盗は4900件で、9年連続で全国最悪だった。前年より313件減ったが、被害総額は約49億4千万円で前年より約18億円増えた。被害に遭った住宅のうち無施錠だったのは3割ほど。窓などのガラスを割られたケースが半数を占めている。

 この日は窓ガラスをドライバーやバーナーで割ったり、バールを使って玄関から室内に侵入したりする様子を警察官らが実演。ガラス破り防止のシートや窓枠の補助錠などの対策グッズを紹介した。

 県内では昨年4月ごろから、バールを持った黒ずくめの窃盗集団による住宅侵入盗が相次いでいるという。一方で通報件数は少ないといい、県警生活安全総務課の富田崇宏警部補は「不審者を見かけたら、ちゅうちょせずに110番してほしい」と呼びかけた。(小林直子)