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 プロの演歌歌手を装い、歌が売れれば金を返すと偽って現金をだまし取ったとして、警視庁は、住所不定、職業不詳の松崎紀忠容疑者(75)を詐欺容疑で逮捕し、12日発表した。「だますつもりはなかった」と容疑を否認しているという。

 城東署によると、松崎容疑者の逮捕容疑は、2013年2月ごろ、演歌歌手として芸能活動をしているように装い、東京都江東区の女性(86)に「持ち歌の『家族』が売れるので、お金を貸して欲しい」などとうそを言い、現金40万円をだまし取ったというもの。

 松崎容疑者は江戸川区内の公園で女性に声を掛け、「北島三郎先生と懇意にしている」「これからテレビにどんどん出る」と話し、「南部忠」という名前で自主制作したCDやポスターを見せて信用させていたという。署は、女性から総額300万円を受け取ったとみている。昨年1月、女性家族が署に相談して発覚した。