奈良県生駒市学校給食センターで野菜に異物が混入した問題を受けて中止されていた小中学校の給食が12日、約1カ月ぶりに再開された。市教委はセンターに監視カメラを28台設置したほか、希望する保護者にはセンターの見学会を開き、窓越しに調理工程を公開する。

 再開されたのは、生駒市内の12小学校と8中学校の計1万1千食。メニューは、ビーフンスープやカレイの空揚げなどだった。

 センターの調理員は、48人から増員され、50人態勢になった。その中から新たに一連の調理工程を見渡す作業指導員が2人選任された。作業服は、ポケットを縫い合わせて外から異物を持ち込めないようにした。

 センターでは先月9日、調理員が過って床に落とした白菜に床材の一部が混入。14日には別の調理員がチンゲンサイにあめの包装シートを混入させた。これを受け、市教委は給食を中止していた。(筒井次郎)