写真などを共有できるSNS「インスタグラム」をビジネスにいかす動きが盛んになっている。写真が「主役」なので、言葉のカベを乗り越えやすい。企業が集客力に注目し、写真の投稿欄に広告を出す動きも本格化しはじめている。

 「写真を撮って投稿してくれたら、にぎり1貫プレゼント」

 北海道小樽市の「おたる政寿司(ずし)」の3代目、中村圭助さんは来店客にインスタグラムへの投稿を呼びかけている。「インスタなら外国語ができなくても海外の人と接点をもちやすく、拡散力もある」

 インスタには、投稿写真に場所やテーマのキーワードをひも付けすると、他の利用者がその言葉で検索したとき、関連写真として一覧で表示される機能がある。客に「小樽」「おたる政寿司」とひも付けてもらえれば、興味をもつ人に見つけてもらいやすくなる。千人以上の客に投稿してもらい、「インスタで見た」と言って訪れる中国人の観光客が増えている。

 タクシー会社「大稲自動車」(福岡市)は、インスタで人気の写真家に太宰府など地域の20カ所を撮影してもらって発信し、外国人観光客の誘致につなげるつもりだ。広島県廿日市市の旅館「錦水館」の武内智弘さんが宮島の四季の写真を撮って発信するのも、同じねらいがある。

 インスタは2010年のサービス開始から5年強で、月に1回以上の利用者が4億人を突破。06年開始で利用者3億人強のツイッターをすでに追い抜いた。ネット広告大手オプトの山田智恵さんは「写真だからこそ言語の壁も越えてコミュニケーションがしやすい。広告に見えない情報発信が若い世代にも響いている」と話す。

 インスタも12年にフェイスブ…

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