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 トヨタ自動車グループの特殊鋼メーカー、愛知製鋼(愛知県東海市)の知多工場で起きた爆発事故で、トヨタの自動車生産が遅れる懸念が出ている。生産ラインの復旧には1カ月以上がかかる見通し。両社は、別のラインや他社の代替生産などの対応を急いでいる。

 事故は8日、エンジンの動力をタイヤに伝える部品などに使われる棒状の特殊鋼をつくる圧延ラインで発生。愛知製鋼によると、現場の安全が確認できておらず、生産再開のめどは立っていない。月内に原因を明らかにする予定で、再開は早くても来月以降という。

 このラインは、愛知製鋼の圧延全体の7割を担ってきた。供給の急減が避けられないため、トヨタは愛知製鋼の棒鋼を使った部品の出荷を在庫が少ない国内向けに絞り、海外工場向けは一時的に停止。愛知製鋼の別のラインでの増産や、他の特殊鋼メーカーに代替生産してもらうことを検討している。(友田雄大)

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