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 自動車部品の製造関連業務に携わる「トモノ製作所」(奈良県桜井市)が、約1億2千万円の所得を隠して脱税したとして、名古屋国税局は伴野克巳経営者(46)を所得税法違反容疑で名古屋地検に告発した。脱税額は約4千万円とされる。伴野経営者は容疑を認めているといい、地検は在宅起訴するとみられる。

 名古屋国税局が昨年6月、査察(強制調査)に入った際、三重県に本店がある銀行の奈良県内の支店で複数の貸金庫から現金約2億円を見つけたという。国税局は脱税した金の一部とみている模様だ。

 関係者によると、トモノ製作所は、仲介業者を通じて大手自動車部品メーカーから部品などの熱処理業務を請け負った際、受け取った代金を正確に記載しない「つまみ申告」を行い、所得を隠した疑いがある。2014年までの3年間で約1億2千万円に上ったといい、脱税額は約4千万円とみられる。

 熱処理は、部品の品質を高める…

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