[PR]

 阪神・淡路大震災から21年になるのを前に、東北や海外の被災地をめぐり、約3千人がリレー形式で紡いできた「さをり織り」が神戸市中央区に到着した。14~19日、商業施設「ハウジング・デザイン・センター神戸」で公開される。

 兵庫県西宮市の被災者支援団体「ツナミクラフト」などが企画。「東日本大震災を乗り越える」との思いを込め、311メートルをめざして約2年前から織り機を各地に運んだ。目標を超え、約350メートルに伸びた。

 布の半分は神戸市と同様に「鉄の街」として発展し、強豪ラグビーチームの本拠地である岩手県釜石市の「シープラザ釜石」でも15~18日に展示する。ツナミクラフトの東山高志さん(49)は「神戸から釜石へ復興のパスをつなぎたい」。(千種辰弥)