10日に死去したロック・ミュージシャンのデビッド・ボウイさんが、死の直前に発表したシングル「ラザラス」とアルバム「★(ブラックスター)」が改めて注目を集めている。どちらも死を意識した内容。プロデューサーも「お別れのギフトだった」と明らかにしており、寿命を意識したボウイさんが最後のエネルギーを制作に注いだようだ。

 「ラザラス」の歌い出しは「上を見てごらん、私は天国にいる 私は見えない傷痕を負っている」。死去の直前に公表されたプロモーションビデオでは、病院のベッドの上で、目に包帯を巻いて寝ているボウイさんが視聴者に向けて歌う。

 ラザラスは聖書で、亡くなった後にキリストがよみがえらせた男性の名前で、日本語では「ラザロ」などと表記される。ボウイさんが作曲を手がけた同名のミュージカルも昨年末からニューヨークで公開されている。曲の最後の歌詞は「ああ、私は自由になる、あの青い鳥と同じように ああ、私は自由になる、いかにも私らしいだろう」。ビデオはボウイさんがクローゼットに入り、内側から扉を閉める映像で締めくくられる。

 ボウイさんの69歳の誕生日だ…

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