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 昨年8月末に分裂した国内最大の指定暴力団山口組(神戸市灘区)の組員数が今月下旬時点で約6千人となり、2014年末の1万300人から大きく減少したことが警察当局への取材でわかった。離脱派が結成した神戸山口組の約2800人を合わせても初めて1万人を割った。分裂を機に引退する組員が増えていると捜査関係者はみている。

 警察当局は、6月に山口組の指定暴力団への指定を更新する方針。神戸山口組も新たに指定する作業を進めており、双方の組員数を調べてきた。

 分裂後、引き抜き合戦は続いており、傘下組織が山口側と神戸側に割れるケースも少なくない。警察当局は直系組織などへの家宅捜索を続け、押収した名簿を分析するなどし、どの組員がどの団体に所属しているか、さらに精査している。

 警察庁が指定暴力団別に組員数の統計を取るようになったのは1992年。山口組の組員は同年の2万2200人が最多だった。08年以降は毎年1千人以上減っており、特に全都道府県で暴力団排除条例が施行された11年末から3年間は計4900人の減だった。