岩手県矢巾町の中学2年村松亮さん(当時13)がいじめを受けて昨年7月に自殺した問題で、岩手県警は、父親側から告訴された同級生4人のうち、14歳の1人を暴行の疑いで盛岡地検に書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。残る3人は当時13歳で児童相談所への通告を検討している。

 県警は、村松さんの自殺後、暴力行為について教職員や同級生らから事情を聴いていた。昨年7月、同級生4人に対する父親(41)からの告訴状を受理し、暴行、強要、侮辱の3容疑を視野に慎重に捜査してきた。

 14歳の少年の書類は家庭裁判所に送られ、家裁が調査した上で審判開始の可否を判断する。審判では、保護観察や児童相談所送致などの処分が決まる。他の3人については、14歳未満で刑事罰に問われない上、14歳の少年に比べていじめへの関与が低いとされた。