【動画】藤波辰爾と長州力が「60代対決」について語った
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 1980年代のプロレス界を席巻した藤波辰爾(たつみ、62)と長州力(64)。伝説の死闘を繰り広げた2人が25日、60代になって初めて相まみえる。会場は格闘技の聖地・日本武道館。だが、“前座”はグループアイドルのライブパフォーマンス対決だ。リングを囲むアイドルファンらに何を投げかけるのか。ピリピリムードの2人にじっくり聞いた。

 放送はゴールデンタイム。視聴率は20%を超えた。82~84年にかけての2人の試合は「名勝負数え歌」と呼ばれ、全国のファンを熱狂させた。先輩の藤波に反旗を翻し、「革命戦士」と呼ばれた長州は「強い者に反発することが格好いい時代だった」と振り返る。会場の観客は、「下克上」を起こした長州側と、受けて立つ藤波側で真っぷたつに分かれた。藤波は「誰が一番強いのかを競い合う時代でした。観客は我々の姿に自分自身を投影していた」。

 あれから30年。プロレスは団体の分裂、人気選手の引退、総合格闘技ブームなどで往年の勢いはない。現在は勝負よりも個性でアピールする団体が増えた。ファンの熱気も静まった。藤波が「世の中、上を目指す欲がなくなっている気がします」と言えば、長州は「あんな反抗をしたら、『何やっているんだ』と思われるかもしれないね」。

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