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 ヒトのES細胞(胚〈はい〉性幹細胞)から、成長ホルモンなどを出す脳下垂体を作ることに、名古屋大学と理化学研究所のチームが初めて成功した。14日、英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ電子版に発表した。

 下垂体は人間の成人で1センチ程度。成長ホルモンや副腎皮質刺激ホルモンなど主に6種類のホルモンを分泌する。腫瘍(しゅよう)などで機能が低下すると血圧低下や不妊などの症状を引き起こす。

 研究チームは、ヒトES細胞にたんぱく質を加え、約80日かけて人工下垂体を培養することに成功した。それぞれ分泌するホルモンは限られるが、計5種の人工下垂体が出来たという。

 研究チームはこのうち、血糖や…

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