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 14日の東京株式市場は、原油安による世界経済の先行き懸念から、全面安になった。日経平均株価は一時、前日終値より770円超値下がりし、昨年9月29日以来、約3カ月半ぶりに1万7000円を割り込んだ。終値は、前日より474円68銭(2・68%)安い1万7240円95銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)の終値は、同35・54ポイント(2・46%)低い1406・55だった。出来高は26億株。

 原油安を背景に、前日の米国市場のダウ工業株平均が大幅安になった流れを引き継ぎ、資源や輸出関連株など主力株を中心に売りが膨らんだ。原油安による産油国の財政悪化で、株式市場への投資資金が引き揚げられるとの見方が株価を押し下げた。東京外国為替市場では、投資家のリスクを回避する姿勢から比較的安全資産とされる円を買う動きが強まり、1ドル=117円台半ばまで円高に振れたことも嫌気された。