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 日本の最南端に位置する沖ノ鳥島(東京都小笠原村)で、周辺海域の監視や気象観測をする拠点施設を国土交通省が建て替える。老朽化のためで、総工費約130億円で2020年度の完成を目指す。周辺で中国の船舶が活動するなか、管理体制の強化もめざす。

 施設は鉄筋3階建て。付近の気温や波高の観測のほか、カメラやレーダーで不審船の往来を監視し、データは衛星通信で横浜市の同省施設に送る。年2回、本土から派遣された職員が島の点検や岸壁を補修する際は拠点になっている。

 周囲約11キロの島の大半は満潮時に水没するため、縦20メートル、横80メートルの架台の上に立つ。1991年設置だが、台風や激しい波風にさらされ、架台の鉄柱の腐食が急速に進んでいる。「このままでは数年後に壊れる」(同省)として設計の検討を始めた。

 島周辺では2000年代初めか…

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