写真・図版

[PR]

 14日午後0時25分ごろ、北海道や東北地方で強い地震があった。北海道函館市、浦河町や青森県東通村で震度5弱を、札幌市や青森県八戸市、盛岡市で震度4を観測したほか、関東地方までの広い範囲で震度3~1を記録した。気象庁によると、震源は北海道・浦河沖の深さ約50キロで、地震の規模を示すマグニチュードは6・7と推定されている。津波の心配はないという。

 JR東日本によると、地震の影響で東北新幹線は二戸―新青森間の上下線で停電し、運転を見合わせたが、同31分に再開した。国土交通省新千歳空港事務所によると、新千歳空港の2本の滑走路を一時閉鎖し、破損などがないか点検したという。また、東北電力の東通原子力発電所(青森県)と女川原発(宮城県)、北海道電力の泊原発(北海道)はいずれも停止中で、異常はなかった。

 北海道は災害対策連絡本部を立ち上げた。

 震度5弱を観測した浦河町では、地震発生時に「ドドッ」という感覚で縦揺れが起きたという。町総務課によると、揺れは10秒ほど続いたが、庁舎内では物が落ちるなどの被害はなかった。青森県東通村でも、震度5弱を記録した。村総務課の橋端明弘さん(37)によると、大きな横揺れが5秒くらい続いたという。役場の窓が「ガタガタ」と大きな音をたてたが、物が倒れるなどの影響はなく、目立った混乱はなかったという。

 各地の震度は次の通り。

 震度5弱=【北海道】函館市、新冠町、浦河町、様似町【青森県】東通村▽震度4=【北海道】札幌市、室蘭市、釧路市、帯広市、江別市、千歳市、登別市、恵庭市、伊達市、北広島市、石狩市など【青森県】八戸市、三沢市、むつ市、つがる市など【岩手県】盛岡市