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 栃木、群馬、埼玉の3県境の境界点を明示して、観光地として売り出そうと、県境に接する3市町が協力して今月下旬から、測量調査に乗り出す。明治から大正期の渡良瀬川の改修工事で、川の中だった県境が陸地になって以降、実際の地形に当てはめた場合、3県境の正確な位置が分からないままになっていた。

 県境に接するのは、栃木市、群馬県板倉町、埼玉県加須市。境界点は、東武日光線・柳生駅(加須市)の東約400メートル、道の駅きたかわべ(同)の南東約400メートルの水田にある。

 調査費約130万円は3市町で分担する。それを盛り込んだ補正予算案が先月、それぞれの市町議会で可決された。

 加須市北川辺総合支所によると、3県境は全国に40カ所以上あるが、大半は山間部や河川にあり、平地にあるのは珍しいという。住民の要望もあり、栃木市の発案で3市町が協力して境界点を特定することを決めた。自治体関係者や地権者が立ち会って測量し、年度内に確定させる。資料を探すなどして県境の詳しい歴史的経緯も調べる。

 一帯は「簡単に県境をまたげる…

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