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 昨年の流行語にもなった「五郎丸」。ラグビーワールドカップで注目を集めた日本代表の五郎丸歩選手は福岡市出身だが、福岡県内には五郎丸という地名のほか、太郎丸や次郎丸もある。「○郎丸」の地名をたどってみた。

 同県久留米市にある西鉄甘木線の五郎丸駅。小さなたたずまいで日中は駅員もいないが、ラグビー日本代表が南アフリカに勝った昨年9月以降、「五郎丸ファン」とみられる客が増えたという。

 駅名を背景に記念写真を撮ったり、切符を10枚ほど買ったりしていく。人気は「ごろうまる」の読みにひっかけた「560円」の切符。通勤通学時にいる駅員の女性は「不思議な現象。これにあやかって、五郎丸選手本人も、この駅に来てくれたら」と話した。

 五郎丸駅の約3キロ北東には「十郎丸」との地名があり、その名のついた交差点と公民館がある。約16キロ南西の同市城島町に足を延ばすと「四郎丸」との地名もあり、やはり交差点と公民館があった。

 こうした「○郎丸」。「地名用語語源辞典」(東京堂出版)には「北部九州に多い」とある。

 地図やネットなどで、交差点の名や小字も含めて探すと、福岡県内で、太郎丸(福岡市西区など)、次郎丸(同市早良区)、三郎丸(北九州市小倉北区など)、四郎丸(豊前市など)、五郎丸(那珂川町など)、六郎丸(宮若市)、八郎丸(嘉麻市)、九郎丸(桂川町)、十郎丸(久留米市)と、「十」までに「七郎丸」以外は見つかった。

 久留米地名研究会によると、こ…

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