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 カレーチェーン「CoCo(ココ)壱番屋」を展開する壱番屋(本社・愛知県一宮市)が廃棄を依頼した冷凍ビーフカツを産業廃棄物処理業者が横流しした問題で、同県稲沢市の産廃処理業「ダイコー」が横流しをこの3年ほどで3回したとみられることがわかった。今回だけで少なくとも22カ所に流通し、スーパーなどで約8千枚が売られたこともわかった。愛知県警は14日夜、廃棄物処理法違反の疑いでダイコーを家宅捜索した。

 愛知、岐阜両県によると、壱番屋は昨年9月2日に自社工場で作った冷凍カツ約4万枚に異物混入の疑いがあるとして、ダイコーに処分を依頼。ダイコーはうち7千枚を堆肥(たいひ)にしたが、残りは岐阜県羽島市の「みのりフーズ」などの業者に売っていた。

 みのりフーズの実質的な経営者(78)によると、ダイコーから取引を持ちかけられ、今回は2万4千枚を30枚1千円で購入。さらに過去3年ほどのうちに2回、同様に冷凍カツ計1万8千枚を買った。カツは壱番屋の名を書いた箱入りだったが、「廃棄物とは知らなかった」としている。

 また、愛知県は、昨年9月より前の8月に作られた冷凍カツが同県愛西市のスーパーで見つかったと明かした。県によると、壱番屋がダイコーに廃棄を依頼したもので、流通した量はわかっていない。さらに、岐阜県は15日未明、みのりフーズの冷凍庫などから壱番屋のチキンカツが見つかったと発表した。

 壱番屋はダイコーと2001年…

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