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 今夏の参院選で合区(ごうく)される鳥取・島根選挙区で、元消費者庁長官の福嶋浩彦氏(59)が18日、無所属での立候補を表明した。両県の民主党県連などの要請に応じた。社民党県連合も支援する方針。共産党の両県委員会は安全保障関連法の廃止などで一致できれば公認候補を取り下げる方針を示しており、「野党統一候補」となる可能性がある。

 福嶋氏はこの日、出身地の鳥取県米子市で記者会見。「参院選でも自民党が勝って、今の安倍政治が突き進むと、あまりにも危険なところに日本が持っていかれる」と訴えた。共産党も含め、安保法の集団的自衛権に関わる部分の廃止、一括交付金での地方再生、脱原発などで一致できる幅広い勢力の結集を目指す。野党統一候補は、熊本などで準備が進んでいる。

 鳥取・島根選挙区では、自民党が島根選出の現職、青木一彦氏(54)を擁立する。民主党内には、鳥取県内の有権者の関心を高めるためにも鳥取出身者を擁立し、県単位の「地域対決」色を打ち出す狙いもあるとみられる。

 福嶋氏は元千葉県我孫子市長で、民主党政権下の2010~12年に消費者庁長官。現在は中央学院大社会システム研究所(同市)の教授。鳥取・島根選挙区ではほかに、共産新顔の遠藤秀和氏(37)と幸福実現新顔の国領豊太氏(34)が立候補を表明している。(柳川迅)

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