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(15日、大相撲初場所6日目)

 力なく俵を割った遠藤に、満員の館内は悲鳴とため息に包まれた。相手は途中休場から5日ぶりに戻った千代鳳。立ち合いは突いて出たが圧力が伝わらない。半端な引きで呼び込み、力なく押し出された。

 前夜、師匠の追手風親方(元幕内大翔山)と話し合った。休場をすすめた師匠に、「もう一番取りたいです」と訴えて挑んだ土俵。だが、手負いの相手に完敗だった。けがの状態を聞かれた支度部屋で「よく分からない」と絞り出した。

 昨年の春場所5日目だった。松鳳山に攻め込まれ、土俵際で左ひざがぐにゃりと曲がった。半月板と前十字靱帯(じんたい)を痛めて全治2カ月の大けが。その回復途上だった昨年の九州場所で、今度は右足首も負傷。年明けの稽古で右足は悪化し、階段を下りるのもつらい状況で初場所が始まった。

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