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 インドネシアの首都ジャカルタで14日に起きた爆破テロで、過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員としてシリアで活動するインドネシア人の男が、首謀者として浮上した。パリの同時多発テロに触発された可能性も出ている。

 昨年11月下旬、あるIS戦闘員がブログで「パリ攻撃の教訓」と題したインドネシア語の文章を投稿した。同月に起きたパリのテロを念頭に「インドネシア人はパリの実行犯の技術、連携、タイミング、勇気を学ぶべきだ」と書いた。

 投稿したのは、シリア在住のインドネシア人でバハルン・ナイムという名の男(33)。首都を管轄するジャカルタ警察のティト・カルナビアン長官は15日、「(今回の)実行犯5人はみなバハルンの仲間と確認している」と述べた。

 警察によると、男は昨年11月、インドネシア国内のIS支持者へシリアから送金もしていた。警察は、男がシリアでテロ計画を練り、インドネシア国内の実行犯グループを指示、資金面でも支援していたとの見方を強めている。

 男は、ジャワ島中部ソロのインターネットカフェで働いていた2010年11月、自宅に銃弾を大量に所持した容疑で逮捕され、11年に禁錮2年半の実刑を受けた。刑期を終えると、15年3月にシリアへ渡航。ISに加わってブログを発信するほか、大学生のインドネシア女性を「妻」としてシリアへ同行したことも判明したため、名を知られる存在になっていた。

 ティト長官は「バハルンは東南…

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