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 カレーチェーン「CoCo(ココ)壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)が廃棄を委託した店舗用の冷凍カツが不正に横流しされた問題で、県警の家宅捜索は横流し先の業者に及んだ。この業者は購入の証拠書類を残さず、壱番屋と書かれた段ボールから詰め替えて転売。冷凍室に食材が散乱するなど、ずさんな実態が明らかになってきた。

 16日に家宅捜索を受けたのは岐阜県羽島市の「みのりフーズ」。捜索中の午後1時すぎ、実質的経営者の男性(78)が建物からうつむいて現れた。車で愛知県警一宮署に向かい、任意の事情聴取は夜まで続いた。

 男性は15日までの取材に対し、同社が3年ほど前から産業廃棄物処理業のダイコー(愛知県稲沢市)が横流しした冷凍ビーフカツを買い、卸売業者などへ転売を繰り返したと説明した。

 ダイコーから現金取引を持ちかけられ、壱番屋の段ボールで売らないよう言われたという。また伝票や領収証は残さず、箱を詰め替え転売したと説明。産廃とは知らなかったとしつつ、「証拠残したらいかん」と話し、取引の不自然さを意識していたことは認めた。

 岐阜県によると、みのりフーズ…

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