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 経験を未来へ伝えようとする若い世代がいる。阪神・淡路大震災から17日で21年。被災地の人々は様々な気持ちを胸に、あの日を、亡き人をおもう。

■倒れた駅舎、震えていた母の手

 発生から21年がたった阪神・淡路大震災。その教訓をつなぐ役割を担おうと、当時の記憶に乏しい若い世代が試行錯誤している。震災30年に向けて、「自分たちが語り継げるものは何か」を考え続けている。

 「神戸ルミナリエの本当の目的って知ってますか」「震災で亡くなった方へ思いを届けようと始まりました」。昨年末、神戸市東灘区の生活協同組合コープこうべ本部で震災学習で訪れた高校生を前に、職員の小池真名美さん(26)=同市垂水区=が語りかけた。