【動画】阪神・淡路大震災から21年
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 6434人が亡くなった阪神・淡路大震災は17日、発生から21年となり、各地で追悼行事が催された。参加者は震災の記憶と教訓を次世代につなぐ決意を新たにし、3月に発生から5年となる東日本大震災の被災者に心を寄せた。

 神戸市中央区の東遊園地で午前5時から開かれた「1・17のつどい」では、「1・17」の形に並べられた6434本の竹灯籠(どうろう)に火がともされた。今年はつどいの実行委員会が灯籠で形作る文字を初めて公募。その中から選んだ「未来」の文字が添えられた。

 遺族や市民らは地震が起きた午前5時46分に黙禱(もくとう)。遺族代表として、21歳で母を亡くした同市東灘区の山本広美さん(42)が「多くの方々に震災を忘れずにと伝えたい」と話した。

 午後には東日本大震災が起きた「3・11」の形に並べられた竹灯籠が加わり、発生時刻の午後2時46分に祈りを捧げた。神戸市によると、会場には午後9時までに約6万1千人が訪れ、過去最多だった昨年より約4万人減ったものの、1999年開催の第1回以降、3番目の多さだった。

 同市中央区の人と防災未来センターでも追悼行事が開かれ、兵庫県関係者や東北の被災者ら約2千人が出席。井戸敏三知事は「東日本の被災地は復興途上にある。震災を経験した兵庫だからこそ、息の長い復興支援を続ける」と決意を述べた。(島脇健史)

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